Conscious clothing

Amidori (アミドリ) Conscious clothing サステナブルファッション・エシカルファッションを選んでいく

序章


 

私たちの暮らすこの惑星は、驚くほど美しく、私たちが知る限り、たった1つの場所です。

そして、胸いっぱいに吸い込める新鮮な空気や、冷たい飲み水や、夏には海水浴、太陽の下の涼しい木陰や歩く森を、バランスを保ちながら、私たちに与えてくれています。

しかし、この自然の釣り合いは、脆く、不可逆的に変化する可能性があります。

それは自然による原因から発生する可能性もありますが、あなたも知っているように、私たち人類が変化の原因になる可能性もあります。実際、私たちはその原因になっています。

川や海は、ますます汚染され、例えば飲み水のような貴重な資源は希少になり、誰もが簡単に手に入れることはできません。また空気も汚染されています。CO2は、酸性雨を引き起こし、地球を過熱する温室効果をもたらします。私たちの生きる地球は、私たち自身が発生させた毒でますますいっぱいになり、食べ物や水が汚染されています。

私たちは、長くは持たないかもしれませんが、今のこのような生活を続けていくこともできます。

または、私たちが、そして地球に住むあらゆる生物がこの先も生き続けていくため、違った別の方法を辿っていくこともできます。

自然環境に対して見せている私たちの尊重の欠如は、この惑星の他の生物や私たち自身への尊重の欠如と同じです。また、わずかな人のみが快適に暮らし、とりわけ彼らが金持ちになるために、多くの人びとが「平等な権利を持つ人」としてではなく、「虐げられる」存在、働く機械として搾取されています。

私たちは、お金としての利益ではなく、愛や幸せといった別の価値のあるものと共に生きていくという選択ができます。


使い捨てられているファッションの問題



服を着ることは、何も考えることなしに私たちが毎日する行為で、必要なことです。このシンプルな行為の裏側には、大きな責任があります。

それは、生地や服の産業は、今日、「世界を2番目に汚染している産業」と言われており、労働者に対しての権利も尊重されていることが少ないからです。

多くの衣類が、プラスチックのように生分解性のない、もしくは少ない化学繊維により造られています。しかし、コットンのような天然素材でも、栽培のために、殺虫剤や農薬、時には発がん性のあるような薬品が使われています。

環境汚染はさらに、加工や染色の工程でも続きます。大量の水資源を使い、色留めや特殊加工のために化学薬品も使われています。(ジーンズは、環境汚染をする処理の最も多い製品です。)

使っては捨てられる衣類の生産と扱いは、その後「過剰生産」に繋がりました。販売されているものよりも環境をさらに汚染しながら生産され、また汚染をしながら捨てられています。

私たち人類のする資源の大量な浪費により、環境の多くが犠牲になっています。

より高い利益を求める中で、使い捨てられるファッションは、労働コストが0に近いような貧しい国で製造され、奴隷のように労働者を(子供であることもある!)搾取しています。

このような方法により、おかしな状態となりました。

アジアで縫製されたパンツが、ジッパーやボタンだけヨーロッパで取り付けられ、またアジアへ戻り、売られているのです。私たちの着る衣服は、私たちのクローゼットへたどり着く前に、2回も世界を飛び回っているのに、なぜ値段がこんなにも安いのでしょうか。

答えは、簡単なものです。

私たちは、本当の「価格」での購入をしていないからです。少なくとも、「お金」では支払っていません。しかし、間接的には100倍以上のものを支払っています。

私たちは「健康」の代償として、衣類を買っているのです。

重金属で汚染された水が私たちの家の中や、私たちの食べる魚に行き着きます。そして、私たちは、奴隷のように搾取され製造された服を買おうとは思っていなくても、「奴隷という状態を維持」させているのは私たちなのです。

私たちの子供や孫に、生きていくことがますます難しい世界を与えています。

しかし現在、ファッション業界でも、エシカル(倫理的)でサステナブル(持続可能)な解決方法が出現しています。私たちは、この解決に向けて、まずは心を開き、意識を向けなければばりません。そして、一緒に大きな変化をもたらす為に、小さくても、いつもとは違う選択をしていくべきです。


サステナブルファッション



私たちが今できるよりサステナブルな行動は、古着を購入したり、私たちの既に持っている服を手入れし、長く使っていき、購入を減らすことです。

このために、ヴィンテージショップや、SWAP(服の交換イベント)は、UKやイタリアでは多く見られます。

しかし、もし新しい服を購入する場合は、エシカルサステナブルなお店を選ぶことが大切です。

昔からある企業も新しい企業も、よりエシカルで、サステナブルな企業に変えていくことを決めました。利益を求めるだけではなく、人びとや環境への貢献を重要な使命として掲げています。

100%、完全にエシカルでサステナブルな企業であることは難しいことですが、今は始まりであり、大切なことは新しい道を歩み始め、それを最後まで辿っていくことです。

伝統的なものにある叡智に、そのヒントが隠れていることも多く、または新しいテクノロジーからや、両方を合わせたものからも、サステナブルな道を見つけていくことができます。


最も重要な方針「透明性」



エシカル、サステナブル
である為には、企業は第一に「透明」でなければなりません。

企業は、消費者に、「何をしていて、どこで、どのように生産し、取引をしているか」を、エシカルやサステナブルに対する第3機関からの検証可能な証拠を用いながら示すべきです。

今日、例えばTシャツを購入しても、どこで造られたものか正確にはわからないことが多いです。中国製やイタリア製と表記があっても、もしかしたらバングラディシュやベトナムで造られたものかも知れません。

エシカル、サステナブルな企業はどこで誰が造ったものか、明白に伝えるべきです。

そうすれば購入者は、「(栽培や繊維生産から製品完成まで)誰が造り、それを誰が買い、誰が売っているのか」という「顔」がわかります。

購入者は、痛みや悲しみではなく、「笑顔」を購入できます。

企業はただ「サステナブル(またはエシカル)である」ことを言うだけでは、充分ではありません。消費者からの信頼のある独立組織や、認証機関による監査を受けていくべきです。


サステナブルとエシカル



サステナブルとエシカル
は、混同しやすいですが、意味が違います。

サステナブル

サステナブルな企業は、環境汚染や環境資源の浪費を少なくしていくことに取り組んでいます。

– 化学薬品の使用を抑えた、オーガニックで生産された天然素材や、リサイクル素材の使用

– 環境汚染や、水のような貴重な資源の使用の少ない最新プロセスによって製造された生地

– 廃棄過程にも注意を払い、リサイクルすることへの取組

– エネルギーを浪費せず、意味のない移動による汚染をしないために、km0、あるいは限定的なエリアでの生産

– 無駄な生産を減らすための、受注生産

– 高品質で生産し、服を長持ちさせる為のアドバイスの提供

– 収益の一部を、環境保護のために寄付

 

エシカル

エシカルな企業は、人びとへの尊厳や権利の尊重に価値を置くことに取り組んでいます。

– 適切な給料の支払いや労働時間、健康への配慮を伴った労働への尊重

– 動物や、動物の幸福を尊重し、製品の製造のために、動物が苦しむことや犠牲になることを避ける

– 貧しい人びとや、疎外された人びとを助けることに尽力する

– 収益の一部を、困難な人の支援のために寄付


ファッション分野で、エシカル・サステナブルの活動をする組織


 

今日では、いくつかの機関がサステナブルファッションエシカルファッションの促進に取り組んでいます。

□ Fashion revolution  (日本:ファッションレボリューションジャパン)

ファッションの革命を目指す組織団体。人びとに対して、現代ファッションの問題や、サステナブルファッションエシカルファッションに意識を向けるための教育や手助け、またプラットフォームの提供を行う。企業に対しては、真にエシカルでサステナブルなものであるように、透明性の向上を促進する活動を行っている。

#WhoMadeMyClothes のハッシュタグ啓発キャンペーンで、世界中のファッション企業、また人びとへ意識を持ったアクションを促している。

 

□ GOTS (Global Organic Textile Standard)

日本オーガニックコットン協会も参加する、ファッション分野でのサステナブルな製品やプロセスを認証する機関。特にオーガニックコットンの認証が有名。ただ「オーガニック」な方法での生産というだけでなく、労働者の権利を尊重した厳正な方法で製造された製品への認証である。


私達にできる具体的なアクション


 

私達消費者にできる具体的なアクションは、「地球や人びとを尊重したファッション」を楽しむことです。普段利用しているお店に、環境や労働者の為にどんな対策をしているか聞いてみるのもいいでしょう。

企業やお店は、透明であることを心掛け、消費者に情報を提示していきましょう。全てを一気に変えることは難しいかも知れませんが、サステナブル素材を選ぶことや、労働者を尊重した取引をすること等、できることを積み重ねていくことが大切です。それは、企業もお店も消費者も同じです。

サステナブル・エシカルなお店を見つけよう。

例えば、オーガニックの天然素材や、再生素材、アップサイクルやリメイク、ヴィンテージや古着、フェアトレード製品を購入しましょう。

Amidoriでは、そういったサステナブル・エシカルなブランドやお店を紹介しています。また、ブランドやお店からの登録申請も随時募集しています。

– Discover brands   ブランドを検索できます。

Search shops    ブランド公式ストアやセレクトショップの検索ができます


□ あなたの持っている服を大切にケアして、長持ちさせよう。

服をできるだけ長く愛用し、廃棄や購入回数を減らすことは、サステナブルな選択のひとつです。服のケアの他、リメイクやお直しも長く使っていくいい方法です。

また、不要になった服は、ユーズドショップや、服の交換、寄付等の廃棄とは別の形で、循環させていきましょう。

Amidoriでは、服のケア方法を紹介しています。

– Care your clothes  服のお手入れ方法(coming soon)

 

□ 賢い消費者である為に、正しい情報を仕入れよう。

企業は、環境や労働者に直接関わるような大きな力を持っています。あなたの買い物での選択が、企業をよりよいものにも、またその反対にもしていきます。製品を賢く選んでいく為に、企業からの一方的な情報だけではなく、積極的に自分で情報を仕入れ、考え、購入をしましょう。

Amidoriでは、このサイト、InstagramFacebook で、サステナブルなファッションエシカルなファッションを賢く選んでいく為の、様々な記事を投稿しています。

– News   サステナブルな生地やレザー、アイテム、ファッション産業の問題等、サステナブル・エシカルなヒントや視点を投稿しています。

Fashion Numbers    ファッション産業の問題をまとめています。

 

□ コミュニティを作ろう。

あなた一人の行動は小さな波を発生させますが、コミュニティという力で、より大きな波を起こし、持続可能な地球を未来へ残していきましょう。美しい地球を取り戻していく為には、アクティブなディスカッションや具体的な行動が必要です。私達Amidoriと一緒に行動を起こしていく仲間を募集しています。

– Facebook グループ「エシカルファッション

サステナブルファッションエシカルファッションのグループです。ご自由に参加、投稿していただけます。

– ハッシュタグで、サステナブルやエシカルを広めよう。

#サステナブルの種

→ファッションに限らず、サステナブルに関する投稿をSNSでする時は、ぜひ使ってください。このハッシュタグで検索すると、サステナブルを目指す人やグループ、お店等の投稿が見られるようにしたいです。

一人の消費者として、また地球を愛する一人として、またはグループやお店として、活動や情報、思う事を綴り共有して、日本中にサステナブルの種を蒔いていきましょう。

#Wear_A_Smile

→あなたの服は、誰が、どのように、どんなことを思って造ったものでしょうか。

労働者を尊重し、意識を持って服を購入した時、または労働者に対する情報が確かではなかった為に買わない選択をした時に使ってください。

Instagramで、#サステナブルの種 または#Wear_A_Smile のハッシュタグと一緒に、私達のアカウントをテキスト上にメンション@amidori.fashion 、またはタグ付けしてご投稿くださいましたら、ぜひ私達のストーリーズでシェアしていきたいです。投稿の際は、事前にご連絡いたします。(もちろん、ハッシュタグだけでも、ぜひご自由にお使いください!)

地球環境や労働者への尊重等、あなたの考えるサステナブル、エシカルを発信し、シェアしていくことは大切です。例えば、家族や友人に「この服は環境や人のことを考えて造られたんだよ」って伝えられること、素敵だと思いませんか?胸を張って、ファッションを楽しんでいきましょう!